子どもをお風呂に入れるときに一番大変なのは「シャンプー」ではないでしょうか?新生児ならまだ大人しくしてくれているので親もラクなのですが、ある程度大きくなってくると目に泡が入ったり、お湯が入ったりして大騒ぎになることもしばしば。シャンプーを嫌がるお子さんも多いと思います。しかし、子供は汗もかくし皮脂の分泌も多いのでちゃんと洗わないと頭が臭い、髪がべたべたになってしまいます。パパママがストレスなく子どものお風呂タイムを終わらせるためのポイントをまとめていきます。
子どものシャンプーの流れ
1.お湯で流す前に髪全体をブラッシング
流す前にブラッシングをすることで頭皮の血行促進、頭皮の汚れ・フケなどを浮かして汚れを落ちやすくします。
2.全体をお湯で流す
本来ならこの流しで頭全体の汚れの70%は落ちるのでしっかりしたいところなのですが、子どもは嫌がることが多いので最初のブラッシングで汚れを落ちやすくしておくことで、さっと流す程度で済みます。
3.シャンプー
子どもの髪は細くて柔らかいのでワンプッシュ程度で十分です。水と空気とシャンプーを1:1:1の割合でしっかりと泡立ててあげると泡が顔のほうに流れにくく、髪を立たせたりして遊んであげると子供は喜びます。泡立てが難しい方は泡立てネットを使ってもらうと簡単に泡立ちます。シャンプーするポイントはこの後まとめます。
4.シャンプーをしっかり流す
大事なのはこの流し。ここをテキトーにしてしまうとシャンプーが毛穴に残って悪臭の原因になったり、頭皮が乾燥してフケがでたり髪がべたべたになってしまいます。子どもの目に泡が入らないよう手でカバーしてあげたり、シャンプーハットをかぶせたりして注意しながらしっかり流してあげてください。
5.トリートメントは特に必要なし
前に書いた通り、子どもの髪は細くて柔らかいのでトリートメントは特に必要ありません。トリートメントなしでも乾かしただけでツルツルのサラサラなので。ヘタにトリートメントやリンスなどをつけるとニオイ、べたつきの原因になるのでオススメはしていません。つけるとすればロングヘアーの女の子くらいですかね。つける際には毛先だけにして頭皮につかないように注意してください。
6.ドライヤーで必ず乾かすこと
子どもの髪は細いので濡れた状態で寝てしまうと摩擦で切れたり、絡まったりしてしまいます。自然乾燥も絶対NGです。特に七五三に向けて伸ばしている女の子は日頃のケアで髪の伸び具合が変わってくるので絶対に乾かすようにしましょう。
うちで使っているのものは ↓
1歳の次男は敏感肌なので100% 無添加せっけん 天恵ソープ
長男と僕は全身洗える アジュバン Re ナチュラルシャンプー
美容師の息子たちなので肌に使うものはこだわってます。
シャンプーのポイント
生え際
前髪は産毛が多く、デリケートな部分です。ガシガシ洗うと顔のほうに泡が流れやすいので注意して洗いましょう。 力加減 … 中
つむじ付近
つむじ付近はしっかり洗いましょう。ですが、子どもの頭皮は大人に比べて柔らかいので爪を立てず、指の腹でしっかり頭皮をかいてあげることがポイントです。力加減 … 強
えり足・うなじ
汗をかきやすく、一番臭くなりやすい部分です。ここも指の腹を使ってしっかり洗いましょう。流し残しも多いので気を付けてください。力加減 … 強
耳周り
あまり知られてないポイントですが耳の周りもしっかり洗ってあげてください。耳周りは皮脂の分泌も多く、ちゃんと洗えてないとあかが溜まったり、悪臭の原因になりやすいです。ただ、耳は敏感なポイントになるので優しく洗わないと泡やお湯が入って子どもが嫌がるので気を付けてください。力加減 …弱
このポイントさえ分かっていればパッと素早く正確にシャンプーができるので時短になります。
まとめ
ここでまとめたことは特に「パパ」さんに覚えてほしいです。うちもそうなのですが、パパが一番活躍(役に立つ)するのはお風呂だと思うんですよね。パパがお風呂にスムーズに入れてくれればママはその間に洗い物や洗濯、ご飯の準備ができたりしますし。うちの息子も「とーたん(僕)のシャンプーが気持ちいい」って言ってくれるので。(美容師なので当たり前)逆にヘタだとパパとお風呂嫌だと言われかねません…
頑張ってお風呂上手になりましょう!
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