鳥取市西町わらべ館Pすぐ目の前、子どもと一緒に過ごせる個室のあるプライベートサロン Palmier パルミエ 2児のパパ美容師 中村です!
最近はオシャレやファッションに興味のあるお子さんが増えてきました。自分の子どもにかわいい服やおしゃれな靴を履かせてあげたいと思っている親も多いと思います。(ブランド物の服や靴を履いているお子さん多いですよね。僕よりいい服着てる子多いです)
服や靴やアクセサリーならいいのですが、今のお子さんたちはヘアスタイルに興味を持つ子も多いそうです。美容師としてはヘアスタイルに興味を持ってもらうことはいいことなのですが、カラーやパーマになってくると話が変わってきます。たまに小さなお子さんがカラーをしてたりするのを見かけるのですが、家で染めたのかなー、美容室で染めたのかなーと疑問に思ってしまいます。どちらにしてもあまりいいことはないんですよね…
子どもに与える悪影響
2016年にはヘアカラーやトラブルの報告が1000件以上報告されており、「目が大きく腫れて目が開けれない」「髪が抜け落ちた」「炎症が体全体に広がってしまった」など重症化することもあり、危険性が伴います。特に子どもが小さいうちはまだ内蔵機能が未発達で、薬の悪い成分を分解・排出する機能が大人に比べて充分ではありません。なので特に刺激の強いホームカラーなどを頻繁に使ってしまうと、脳などに悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに早い段階でカラーやパーマの施術をしてしまうと、頭皮や髪を作る細胞に負担がかかり子どもの髪の成長に悪影響を与えます。髪のダメージだけでなく、今後生えてくる髪にも影響を及ぼすので子どものヘアカラーやパーマはオススメしません。
何が問題?
カラーの中に含まれている「ジアミン」というのが問題でして。ジアミンはアレルギー物質で一度アレルギーを発症してしまうと2度とカラーができないなんてことになりかねません。ちょっとした軽い気持ちで染めてしまってアレルギーを出してしまうと取り返しがつかないので子どもへのカラーは基本的には避けてください。
どうしても染めたい場合はどうしたらいい?
最近のお子さんたちはダンススクールに通っている子も多く、ダンスの発表会などのイベントで髪を派手にセットしたい子も多いかと思います。そんなときはカラーチョークや一時的に染めるカラースプレーがオススメです。
一時染料なので洗えば落ちます。つける際にはなるべく頭皮につかないように気を付けて、洗う時はしっかりと二回はシャンプーして落としてあげてくださいね。
まとめ
子どもへのカラーやパーマはやめましょう。特に小さなお子様の自宅でのホームカラーは絶対にやめてください。もしうちでカラーしてくださいと言われてもお断りします。責任が持てないので…子どもの髪は黒髪できれいなのが一番です。大人と違ってキレイでツヤがあるので無理に痛ませる必要はありません。しかし、子どもによってはすごいクセ毛で悩まれている子や最近では若年性の若白髪の子も増えています。お子さんの年齢によっては美容師さんと相談してもらって施術することもあるかと思います。年齢によっては施術可能な場合もあるので、そういう場合は担当美容師さんに相談してくださいね。
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